はじめに
こんにちは!今日も元気なぷうちゃんです!
本日のテーマは、”赤ちゃん猫の育て方”となっています。
なお、本記事を見てもらいたい方としては、
・猫を初めて飼う方
・赤ちゃん猫の育て方がわからない方
・猫を拾ったけど、どうしていいかわからない方
となっております!
猫の赤ちゃんも人間の赤ちゃんと同じように、些細なことで病気になってしまったり、時には死んでしまう事さえあります。
それを守ってあげられるのは飼い主である私たちですので、しっかり知識を付けていきましょう!
赤ちゃん猫の育て方
赤ちゃん猫のご飯とあげ方
猫が魚好きという事を知らない人は少ないのではないでしょうか?
私も猫を飼うまでは、猫と言ったら魚!という考えをしていました。
しかし、猫は一般的な肉食動物であり、お肉も食べます!
うちのぷうちゃんも人間が食べるお肉を横取りしようとします(笑)
猫が魚好きという事は日本ならではの事であり、海外では肉好きとされているそうです。
これは日本食が魚料理であることが関係しているからだと思います。
では豆知識はほどほどにして、本題に移りたいと思います!
子猫の期間は、一般的に3つに分けることができます。
生まれてから生後2~3週間までの”授乳期”
生後1ヶ月から生後2ヶ月までの”離乳期”
生後2ヶ月から生後12ヶ月までの”成長期”
という感じに分けられます。
授乳期(生後2~3週間)
生まれたばかりの赤ちゃん猫は歩くこともできません。
移動するときも地面を這うような感じで、自分の思うがままに動くことはできません。
また、目も開いてないので危険な場所に行ってしまうこともあります。
この時期のごはんは、母猫の母乳だけで十分です。
母猫がいないのならば、市販の猫用ミルクをスポイトを使いながら与えます。
直接お皿に入れて与えると、息ができなくなってしまう可能性があります。
スポイトにミルクを入れ、それを飼い主さんの手に溜め、少しづつ与えることをおすすめします!
なお、ミルクの温度は冷蔵庫から出したものであるとお腹を下してしまうので、常温または少し温めてから与えるようにしてください。
与える時間は3~4時間に一回程度で十分だと思います!
離乳期(生後1~2ヶ月)
授乳期を終えると、ミルク以外の食事を与えるようになります。
最初はキャットフードをぬるま湯または少し温めた牛乳でふやかしたものを与えます。
そのままのキャットフードを食べられる猫も中にはいますが、この時期にあげてしまうとせっかく生えた乳歯が折れてしまう可能性があるので注意が必要です!
与える回数は一日に3~4回に分けて与えるようにしましょう!
発育期(生後2~12ヶ月)
この時期になると、猫らしい体つきになってきます。
いっぱい走れるようにもなるので、やんちゃなことをたくさんします。
食事もそのままのキャットフードを与えても問題なくなってきます。
生後3ヶ月くらいになれば、完全にキャットフードだけで十分となります。
それまでは猫の様子を見ながら、ふかして与えるかを判断してください!
食事を与える時間は、生後3ヶ月までは離乳期のときの回数を変更する必要はありません。
しかし、キャットフードを食べ始める生後3ヶ月からは一日2~3回にしてあげましょう!
猫も人間と同じように、食べすぎは肥満の原因となるので飼い主さんが気を付けてあげましょう!
赤ちゃん猫のお風呂の入れ方
猫ってお風呂に入れてもいいの?
猫のお風呂と聞くと、まずこのような疑問が浮かんできませんか?
猫を飼ったことがある人はわかると思いますが、猫って本当に水苦手なんですよね。
中には「お風呂大好き!」っていう猫ちゃんもいますが、大抵の猫は水に触ることさえ嫌います。
ちなみに、りん先輩は大の水嫌いでした(笑)
お風呂場に連れて行くといつも泣いていました。
一方、ぷりん君はお風呂が大好きで、入っている間は全然泣きません。
このように猫には2つのタイプがいるようです!
猫をお風呂に入れてもいいかの答えとしては、
入れすぎはだめ!だけど、一定の期間を設けて入れるのはいい!
ということだと思います。
目安としては半年に一回程度で十分です。
猫は基本的に自分で体をなめることで清潔さを保っています。
お風呂に入れることで体はきれいになるかもしれませんが、免疫が落ちてしまう可能性があります。
また、お風呂に入ること自体が苦痛と感じている猫にとってはその度にストレスを感じていることになってしまいます。
ですので、お風呂の入れすぎには注意しましょう!
もちろん、外で遊んで汚くなってしまった時やおしっこなどで臭いが気になる場合は入れても問題ありません。
では、赤ちゃん猫のお風呂はどのように入れたらよいのでしょうか?
赤ちゃん猫といっても、まだ目の開いていない子猫をお風呂に入れる必要はありません!
この時期の猫はまだ自分で体温調節ができませんので、風邪をひいてしまう可能性があります。
ですので、子猫のお風呂は生後1ヶ月からにしましょう!
入れ方としては、赤ちゃん猫の顔が出るくらいの浅い洗面器を用意します。
その中に温度35℃程度のお湯を入れ、猫がびっくりしないようにゆっくり入れます。
猫は耳に水が入ると炎症を起こしてしまうことがあるので、頭から水を流すのは絶対にNGです!
猫の体を洗うときは、お湯を手ですくって優しくなでてあげましょう。
シャワーを使うと嫌がる猫が多いため、なるべく洗面器を使用することをお勧めします!
お風呂から出たら、ドライヤーではなく、タオルで優しく拭いてあげましょう。
大抵の猫ちゃんはドライヤーの音が嫌いなので、時間はかかりますがタオルをおすすめします。
猫は自分で体をなめて毛並みを整えるので、ある程度拭いてあげれば十分です!
赤ちゃん猫との遊び方
赤ちゃん猫の中でも、目が開いて、ある程度歩けようになってからの遊び方を今回は取り上げたいと思います!
子猫の遊びは、人間の子供と同じように重要な社会勉強です。
この時期にたくさんの経験をさせてあげることで、活発で元気な子に育ちます!
ですので、できる限りたくさん遊んであげましょう!
ねこじゃらし
ねこじゃらしは猫と遊ぶ時の定番ですよね!
実際に、猫も大好きな遊び道具です。
最近では、様々な種類のものが市販されていますので、何本か購入し、一番楽しんでいるもので遊んであげるのがいいと思います。
コツとしては、ただフリフリ振るのではなく、新聞紙などでちょこちょこ隠しながらやると目を輝かせて寄ってきます!
また、生きているように動かすとより楽しそうに遊ぶので、ぜひやってみてくださいね!
かくれんぼ
ドアに隠れて、猫ちゃんの方を覗いてみましょう!
だるまさんが転んだのように覗いたり、引っ込んだりするとだんだん近づいてきて、最後にとびかかってきますよ(笑)
見つかってしまったら、猫の方から遠ざかっていくので、それを繰り返しやってあげましょう!
ぬいぐるみ
猫にとってぬいぐるみは抱き枕のようなものです。
噛んだり、蹴ったり、抱きしめたりといった多種多様な使い方があります。
りん先輩もぷりん君も同じお気に入りのぬいぐるみを持っていました!
2匹とも遊び道具としてではなく、自分の子供のようにかわいがっています。
ぷりん君においては、私がそのぬいぐるみを持ってるだけで怒ってきます(笑)
猫はぬいぐるみを自分の子供のように思っているのかもしれませんね!
光と追いかけっこ
部屋の光を消して、懐中電灯を用意します。
懐中電灯の光をまるで生き物が動いているかのように動かせば、猫は追いかけていきます!
「暗くて危なくないの?」と心配になる人もいると思います。
安心してください!
猫の目は、暗闇の中でもしっかりと見ることができるのです🐈
でも、部屋にガラス製品や危険物があると万が一のことがありますので、遊ぶ前に確認してからにしてくださいね!
また、ライトを直接猫の目に当てないようにしてくださいね。
赤ちゃん猫のツメのお手入れ方法
猫といったら、なんといってもあの鋭いツメですよね!
鋭いツメと歯がなければ可愛いですが、猫らしくなくなってしまいます。
そんな猫のツメと歯は、野生の中で獲物を確実にとらえるための道具の一つなのです!
しかし、一緒に生活するのにそのような道具を持っていては飼っている私たちからしてもちょっと怖いですよね・・・
ですので、前もってツメのお手入れをしてあげることで、けがを防ぐことができます。
ここで「赤ちゃん猫のツメはそんな長くないだろう」と考えている人も多いと思います。
でも、これが結構長いんです!
生まれて1ヶ月もするとつまようじのような鋭いツメになり、大人になると針のようなツメになります。
そんなツメで引っ掻かれるとあなたの腕や足は傷だらけになってしまいます。
ですので、猫ちゃんのツメとぎは非常に重要なものなのです!
今回は赤ちゃん猫のツメの処理方法をご紹介しますが、大人の猫ちゃんも同じような方法でツメの処理をして構いません!
では、ツメの処理方法をご説明します!
まず、猫ちゃんの性格を知りましょう。
猫ちゃんの性格が穏やかである場合は、起きているときにツメの処理をしてもいいです。
一方、猫ちゃんの性格がやんちゃな性格だと起きているときにツメの処理をすることは難しいと思います。
ですので、まずは自分の猫ちゃんの性格を知るところから始めましょう!
性格を知った後は、実際にツメを切っていきます。
ツメを切る道具は、猫用の爪切りをおすすめします。
普段使用するはさみでツメを切ろうとすると大きくて使いにくかったり、猫ちゃんにけがをさせてしまう危険性があるので、なるべく専用のものを使うようにしてください。
ツメを切るときは、猫ちゃんを刺激しないようにそっと肉球を押します。
すると、ツメがにょきっと出てくると思います。
猫のツメは人間のものと同じで、中には肉があります。
ですので、切りすぎてしまうと血が出てきてしまい、猫ちゃんに痛い思いをさせてしまうので注意が必要です。
ツメを切るときは、猫のツメの先端だけを切れば十分です。
色が変わっている部分は、血管や神経なので絶対に切らないようにしてくださいね!
なお、ツメを切っている最中に猫ちゃんが嫌がったら無理に続けるのはやめましょう。
ストレスとなってしまい、ツメ切りに抵抗するようになってしまいます。
もっと詳しく知りたいという方は、こちらのページで”猫のツメ”に関して詳しく説明しています。
赤ちゃん猫のトイレのさせ方
突然ですが、トイレのやり方はなるべく早く覚えさせたほうがいいです!
猫を初めて飼う人の中には、「猫って犬みたいにトイレを覚えるのかな~?」って思う人も多いと思います。
これが覚えるんです!
りん先輩は生後1ヶ月くらいから、おしっこやうんちをする時に自分のトイレでするようになりました。
ぷりん君も最初はできませんでしたが、しっかりとしつけることで自分のトイレでするようになりました!
あのやんちゃなぷりん君でもできるようになるのですから、トイレはしつけの仕方で絶対にできるようになります!
今回はその前段階である”赤ちゃん猫のトイレのさせ方”をご紹介していきます!
赤ちゃん猫のほとんどは自分でおしっこやうんちをすることができません。
おしっこやうんちをする力がないというよりは、その出し方がわからないといったほうが正しいかもしれません。
ですので、最初は飼い主さんがおしっこやうんちを促してあげなければいけません!
自然界では、親猫が自分の子供のお尻をなめることで促します。
やり方としては、少し濡らしたティッシュなど、柔らかめの拭きものを用意します。
赤ちゃん猫を抱っこしたら、先ほど用意した拭きもので軽く肛門や尿道を押します。
強く押すと痛がってしまい、かえって逆効果になってしまうので、”ぽんぽん”と優しく押してあげましょう!
すると、おしっこが少しずつ出てきます。
最初は少しだけですが、やっているうちに「ピュゥー!!」と勢いよく出てくる日がやってきます。
うんちはおしっこよりも出るのに時間がかかります。
根気強く、毎日何度か促してあげることで、小さなコロコロうんちをする日がきっときます。
ぷりん君が初めてしたうんち↓
おしっこやうんちをした時は、たくさん褒めてあげましょう!
猫も人間の赤ちゃんと同じように、何事も初めてのことはうまくできないのが普通です。
ですので、できたときはたくさん褒めて、それがすごいことであることを教えてあげましょう!
赤ちゃん猫の寝かせ方と場所
赤ちゃん猫は、人間の猫と同様に夜泣きをしたりと、何かと大変なことが多々あります。
でも、それには必ず理由があり、その原因を解消すれば素直に寝てくれることも多いので今回はその原因と解決策をご紹介していきたいと思います。
まず、原因についてです。
・お腹が空いている
・寂しくなっている
・おしっこやうんちをしたい
・元気が有り余っている
・部屋の明かりが明るすぎる
・部屋の気温が合っていない
猫の赤ちゃんが寝ない理由として、以上のような理由が挙げられます。
どれも人間の赤ちゃんが夜泣きする理由と同じようなことである事がお分かりになるでしょう!
もちろん原因はこれだけではありませんが、ほとんどがこれらという事を覚えていただければよいと思います。
では、原因がわかったところでそれぞれの解決策を述べていきたいと思います。
お腹が空いている場合
お腹が空いているときは、素直にご飯をあげましょう!
本来ならば、ご飯の時間は定期的にしたほうがいいのですが、赤ちゃん猫は特別です。
赤ちゃん猫は一度に食べられる量がそれほど多くないため、一日の食事を何度かに分けなくてはなりません。
また、エネルギーの消費が激しいため、多くのエネルギーを必要とします。
ですので、お腹が空いて鳴いているときは、「お腹が空いて、もう力が入らないよ~」と訴えているのです。
夜のご飯は少し面倒ですが、猫ちゃんが健康にすくすくと育つためにも頑張りましょう!
寂しくなっている場合
大人になっても、寂しくなる時って結構ありますよね。
私も一人になったときに寂しさを感じることがあります。
猫の赤ちゃんも同じで、寂しさをかなり感じています。
親猫と一緒の環境ならば、親と一緒に寝させてあげることでその問題は解決できますが、親猫がいない場合は飼い主さんが親猫の代わりをしなくてはなりません。
一緒に寝るという選択肢がありますが、ここで注意が必要です。
生後3ヶ月の赤ちゃん猫とは一緒に寝てはいけない!という事です。
なぜなら、生後3ヶ月の赤ちゃん猫は余りにも体が小さいため、飼い主さんが寝返りを打った時につぶしてしまう可能性があるからです。
このような事故は結構多く、気づかないうちに大切な家族を死なせてしまう可能性があります。
また、親が赤ちゃんを踏んで死なせてしまうケースは自然界でもよくあります。
動物園のパンダが出産をし、その後踏んでしまったというニュースを聞いたことがある人もいるでしょう。
ですので、生後3ヶ月を過ぎるまでは一緒に寝ることは絶対にしないでください!
では、どのように赤ちゃん猫の寂しさを軽減させてあげたらよいのでしょうか?
それは簡単です!
赤ちゃん猫となるべく近くで寝ることです。
ぷりん君の時は、小さいかごに柔らかめの毛布を敷き、そのうえで寝させました。
柔らかめの毛布にすることで、親猫と一緒にいる感覚になることができるのでお勧めです!
おしっこやうんちをしたい場合
大人の人間も夜中にトイレに行くことがありますよね!
同じように、猫も夜におしっこやうんちをしたくなる時があります。
大人の猫の場合、自分でトイレへ行くことができますが、赤ちゃん猫はそれができません。
また、赤ちゃん猫は自分でうんちやおしっこを出す力がないので、親に促してもらわなければなりません。
つまり、「お腹がムズムズするけど、どうしたらいいのかわからない・・・」というような状況に陥っているといえます。
おしっこやうんちをしたいのに我慢させてしまうのはよくありません。
ですので、そのようなときはトイレに付き合ってあげましょう!
元気が有り余っている場合
赤ちゃん猫はよく寝ます。
一日の半分は寝ているといっても過言ではありません!
そんな赤ちゃん猫は、たくさん寝ることで蓄えたエネルギーを一気に放出するかの如く遊びまわります。
猫は夜行性ですので、基本的に人間の生活リズムと真逆になってます。
つまり、人間が起きているときに寝て、人間が寝ているときに最も活発な時間を迎えることになります。
ですが、人間が猫の生活リズムに合わせることはできません。
ですので、なるべく猫の生活リズムを人間のものに近づけることが必要になります。
では、どのように猫の生活リズムを人間のものに合わせればよいのでしょうか?
それは、起きている時間にたくさん遊んであげることです。
こうすることで、寝つきがよくなり、夜中に起きることが少なくなると思います。
でも、ここで注意してほしいことがあります!
それは、猫が寝ているときは起こしてはいけないという事です。
夜中に起きるからと言って、昼間寝ている猫を無理やり起こして遊ばせるのはストレスが溜まり、かえってよくありません。
部屋の照明が明るすぎる場合
猫は人間よりも敏感な目を持っています。
ですので、猫のほうが光による目の疲れを味わっています。
赤ちゃん猫を安全に寝させるために照明をつけっぱなしで寝ることは思いやりのある気遣いですが、猫にとってはまぶしくて寝れない!という場合があります。
また、自然界ではあたりの明るさで体内時計を保っているので、なるべくそれに沿った環境を作ってあげることが重要です。
ぷりん君はまぶしい中寝るときは必ず自分で目隠しします!
部屋の気温が合っていない場合
「ね~こはこたつで丸くなる~」という歌があるように、猫は寒いところが大の苦手です。
猫を飼ってみると、この歌って本当にそうだなと感じることが毎日です。
でも、猫は暑さにも弱い動物ということをご存知でしょうか?
夏場、猫は人間と同様に夏バテをしますし、涼しいところで体を伸ばして寝ることもあります。
夏バテで伸びてしまったぷりん君↓
赤ちゃん猫は特に体温調節がまだうまくできず、部屋の気温の影響を直接受けます。
猫にとっての最適な気温は25℃、湿度は50%程度がよいでしょう!
赤ちゃん猫が夜泣きする際には、室温にも気を使ってあげると泣き止むかもしれませんよ。
赤ちゃん猫の注意点
猫の赤ちゃんを育てる際に気を付けなければならないことは山のようにあります。
もうすでに述べていることも含まれますが、非常に重要なことですので、再度まとめておきたいと思います!
注意点としては、大まかに以下のようなことが挙げられます。
・動物病院は必ず行くこと!
・食事は猫の年齢に合ったものを用意しよう
・最適な環境づくりを心がけよう
・赤ちゃん猫はできるだけお風呂に入れないこと!
・トイレはお手伝いが必要
・生後3ヶ月までは、一緒に寝ちゃダメ!
動物病院は必ず行くこと!
ペットショップで赤ちゃん猫を購入しても、野良猫を拾った時も、まずは必ず動物病院へ連れていきましょう!
りん先輩が説明した通り、ペットショップで購入した猫も必ず最初に動物病院へ連れていきましょう。
猫の病気が人間に感染することはごく稀です。
しかし、可能性はゼロではありません。
猫と人間間の感染症として、トキソプラズマ感染症があります。
ほかにも、回虫やサルモネラ菌といった感染症があります。
これらは人獣共通感染症と呼ばれ、どの動物でも感染のリスクがあります。
人獣共通感染症で亡くなることは稀なことですが、下痢や嘔吐、腹痛などを伴う感染症であることには変わりありません。
また、日本での死亡例も稀ではありますが存在します。
しかも、野良猫との接触が原因でなくなってしまっているのです!
このような最悪な事態にならないためにも、動物病院へ連れていくことは非常に重要なことだと覚えておきましょう!
食事は猫の年齢に合ったものを用意しよう
猫の赤ちゃんは最初からキャットフードを食べることができません!
まだ歯の生えそろってない状況で、無理にキャットフードなどの固形物を与えると食道に詰まってしまったりします。
また、消化器官が十分に機能していないので、固形物を与えるとうんちなどが出てこなくなってしまうリスクがあります。
ですので、猫の赤ちゃんの食事は生後何か月かをよく考え、適切な食事をとらせるようにしましょう!
また、動物病院で相談すると快く教えてくださると思うのでお勧めです!
最適な環境づくりを心がけよう
猫に最適な環境とはどのような環境の事でしょうか?
それは、猫が十分にくつろげる環境の事です!
くれぐれも、人間の環境が猫にとっても快適な環境とは思わないでください。
人間にとって快適であっても、猫にとっては苦痛の環境ということがたくさんあります。
例えば、テレビの音。
猫の耳の良さは人間の耳の4~5倍と言われており、人間が聞きやすいテレビの音にしてしまうと猫にとっては苦痛となってしまいます。
他にも、部屋の明るさや部屋の気温など様々なことがありますが、猫が少しでも居心地いい環境にするためにもある程度の配慮が必要という事を覚えておいてください!
赤ちゃん猫はできるだけお風呂に入れないこと!
赤ちゃん猫には免疫力がほとんどありません。
ですので、風邪をひいてしまうと軽いものでも死んでしまう可能性が十分にあります。
また、猫は自分の体をなめることで免疫を保っています。
お風呂は、その免疫をシャワーの水で流してしまうことになるので、不必要なお風呂はNGということを覚えておいてくださいね!
トイレはお手伝いが必要
赤ちゃん猫は自分ひとりではうんちやおしっこをすることができません。
ですので、飼い主さんの手助けが必要不可欠になります。
また、親猫がいる場合はそっと見るだけにしましょう!
無理に親の役目を取ってしまうのはよくありませんので、くれぐれもお手伝いの立場でトイレのお世話をするのがよいでしょう!
生後3ヶ月までは、一緒に寝ちゃダメ!
赤ちゃん猫は小さすぎるので、飼い主さんと寝ると寝返りなどでつぶしてしまうことがあります。
そのような事故を引き起こさないためにも、生後3ヶ月を過ぎるまでは一緒に寝ないようにしましょう!
赤ちゃん猫の目が見えるようになるには
赤ちゃん猫の目が開くのはいつ?
赤ちゃん猫の目が開くのは個体差ありますが、生後10日前後と言われています。
当然赤ちゃん猫はこの間、目が見えない状況で生活しなければなりません。
通常は母猫が常にそばにおり、赤ちゃん猫は手探りで母猫のおっぱいを探し、授乳を受けます。
しかし、親猫がいない場合は飼い主さんが親の代わりとなってお世話をしなければなりません。
また、目の開く時期に個体差があるのは、ウイルスなどの感染症の影響を受けてしまう場合があるからです。
というのも、生まれて間もない赤ちゃん猫は免疫がないため、さまざまな感染症に感染してしまうリスクがあります。
その影響が目に現れると、目やにがでて目が開けなくなってしまうといった事態になってしまいます。
赤ちゃん猫の目が開かない時の対処法
もし、生後10前後経っても目が開かない場合はすぐに動物病院へ連れていくことをおすすめします。
目が開かない状況で放置してしまうと感染症が悪化し、最悪失明のリスクがあります。
動物病院では、おそらく点眼薬や内服薬などが処方されると思います。
「あれ、これちょっとおかしいな?」とおもったら、動物病院へ連れていくことが良いでしょう。
赤ちゃん猫に牛乳を与えていいの?
人間が飲む牛乳と猫の飲むものとの違い
ここでは人間が飲む牛乳を市販の牛乳とし、猫が飲むものを猫用ミルクとします。
昔から猫の飲み物は牛乳を与えればいいと言われてきましたが、最近は違います。
中には猫に与えてはいけないものとも言われる程です。
では、なぜ今まで大丈夫だったものがだめだと言われるようになってしまったのでしょうか?
それには大まかに3つの理由があります。
・下痢になってしまう猫がいるため
・カロリーが高いため
・病気を悪化させてしまう可能性があるため
・アレルギーを持つ可能性があるため
下痢になってしまう猫がいるため
人間の中にも牛乳を飲むとお腹を下しやすい人はいますよね。
これは乳糖不耐症と呼ばれ、乳糖を分解してくれるラクターゼという酵素の量が人や猫によって異なるからだと言われています。
このラクターゼの少ない猫に牛乳を与えてしまうと、体内で分解できず、結果として便が緩くなってしまいます。
カロリーが高いため
牛乳にはたんぱく質やビタミンAのほかに脂質が多く含まれています。
栄養価の高いものを与えることはよいことですが、栄養過多は逆効果です。
人間でも、栄養価の高い甘いものを食べ続けると糖尿病のリスクを高めますよね。
猫も同じで栄養の取りすぎはよくありません。
特に、牛乳に含まれる脂質は取りすぎることで肥満につながります。
肥満になると様々な合併症のリスクがあるため、日常的にあげるのはやめたほうがいいでしょう。
病気を悪化させてしまう可能性があるため
牛乳には脂質のほかにナトリウムも多く含まれます。
脂質は肥満を引き起こし、結果として様々な病気のリスクを高めますが、ナトリウムは猫の病気をさらに悪化させてしまう可能性があります。
よく塩分の取りすぎは体によくないと耳にしますよね!
塩分はナトリウムと塩素の化合物であり、塩分を摂取するということはナトリウムを間接的に摂取することになります。
ナトリウムは体の中で様々な機能として働きますが、過剰にあると血圧が上がってしまいます。
つまり、高血圧になってしまいます。
その結果、心臓に負担がかかり、もともと心臓病を持っている猫やシニアの猫は病気をさらに悪化させてしまうことになるのです。
猫ミルクの成分とその効果
猫ミルクの成分としては、以下の成分が含まれています。
・粗たん白質
・粗脂肪
・粗繊維
・粗灰分
・水分
ここで、各成分に「粗」という文字がついていますが、この意味は”あらい”や”雑”という意味ではありません。
この文字は測定方法が通常とは異なるという事を示しています。
粗たん白質・・・純粋なたん白質のほかに、アミノ酸やアミンなどの成分も含有
粗脂肪・・・純粋な志望のほかに、ビタミンなどの成分も含有
粗繊維・・・酸とアルカリで順次抽出した際に残った有機物
粗灰分・・・無機質(ミネラル)のほかに、炭素などの成分も含有
これらの成分はおおよそ普段使用する成分と同じです。
簡単に述べると、ちょっとだけほかの成分も含まれてるという事を示しています。
では、各成分の役割を説明します!
粗たん白質は動物の血や肉、皮膚や骨の細胞を作るのに必要不可欠な栄養素であり、これを摂取することで丈夫な体を作ることができます。
粗脂肪はホルモンなどの伝達物質の生成、体温の維持、内臓の位置を保つなど、様々な役割があります。
脂肪と言うと敬遠されがちですが、非常に重要な成分なのです。
粗繊維は食物繊維の一部を示し、便通を整え、コレステロールやブドウ糖の吸収を適度に抑えてくれる役割があります。
粗灰分はカルシウムやナトリウムなどのミネラルであり、骨や歯の骨格を作る役割があります。
おすすめのあげ方とミルクの種類
赤ちゃん猫にミルクをあげる方法は大まかに2つあります。
・母猫のおっぱいをあげる
・哺乳瓶・スポイトを使って猫ミルクをあげる
母猫のおっぱいをあげる
一番良いのは母猫のおっぱいを飲ませてあげることです。
母猫のおっぱいには猫が成長するのに必要な栄養素がたくさん含まれており、体内からでるので温度も適しています。
また、母乳には母子免疫が含まれており、赤ちゃん猫はこの母子免疫を母猫から間接的にもらうことで感染症などの病気を防ぐことができます。
しかし、現実には母猫がいなかったり、母猫がいても自力で飲むことができない赤ちゃん猫もいます。
その際は飼い主さんが母猫の代わりとなって、赤ちゃん猫にミルクを与えなくてはいけません。
哺乳瓶・スポイトを使って猫ミルクをあげる
哺乳瓶はペットショップなどの猫専用のものを使います。
大きさは注射器ほどの大きさのものから人間の赤ちゃんが使うような大きさのものがあります。
おすすめとしては、注射器ほどの大きさをおすすめします。
というのも、大きすぎてしまうとせっかく温めたミルクが冷えてしまいますし、無駄なミルクを節約できます。
哺乳瓶を容易で来たら、次にミルクの用意をします。
ミルクは猫用粉ミルクか猫用液体ミルクがあります。
猫用粉ミルクの場合
粉ミルクの場合、基本的にはミルク缶の表記に従って作ります。
まず、一日に与えるべき量がミルク缶に記載されていますので、それを一日に与える回数で割ります。
一回あたりのミルクの量が求まったら、それをもとに一回あたりの粉ミルクの量を量ります。
量った粉ミルクを哺乳瓶に入れ、そこにお湯(50℃程度)を入れます。
お湯は熱すぎると冷ますのに時間がかかりますし、ぬるいと粉がダマになってしまうので50℃程度がおおすすめです。
哺乳瓶に入れたら、上下によく振ります。
この際に、ダマがなくなるまで振るようにしましょう。
出来上がったら、手の甲に少しだけ出し、人肌よりも少し温かいくらいに冷ましましょう。
猫用液体ミルクの場合
猫用ミルクの保存場所は冷蔵庫なので、そのままの状態であげると下痢をしてしまいます。
ですので、粉ミルクと同様に人肌よりも少し温かいくらいに温める必要があります。
温め方として、電子レンジを使用するのもよいですが、量の少なさと加熱の加減がうまく調節できないことから、湯煎で温める方法をおすすめします。
まず、一回分の猫用ミルクを容器に出し、それよりも少し大きめの容器にお湯(70℃程度)を入れます。
次に、大きめの容器にミルクを入れた容器ごと入れ、ミルクの温度を確かめながら温めます。
出来上がったら哺乳瓶にいれます。
粉・液体ミルク共通のあげ方
粉ミルクも液体ミルクもできてしまえば同じミルクですので、あげ方に違いはありません。
あげ方は、まず赤ちゃん猫をうつぶせにさせます。
この時に、仰向け状態であげてしまうとむせたり、消化不良を引き起こす場合があるので気を付けましょう。
次に、哺乳瓶・スポイトを斜めに傾けて飲ませてあげます。
赤ちゃん猫はまだうまく飲むことができないので、勢いよく飲みすぎてむせてしまう場合があります。
その時は無理に継続させず、軽く背中をトントンしてあげましょう。
猫を飼うのに必要な心構え
猫を飼う前に知っておいてほしいこと
初めて猫を飼う人にとって知っておいてほしいことは山のようにあります。
ですが、それらをすべて把握することは現実的とは言えず、獣医さんですら知らないことはたくさんあります。
こんな私も初めて猫を飼うとなったときは正直何をすればいいのか、右往左往してしまう毎日でした。
何事も知識があるに越したことはないですが、最低限これだけは知っておくべきことを把握しておくことも大切です。
猫を飼う前に最低限知っておいてほしいことは、以下の通りとなっております。
・部屋の環境と猫
・飼い主さんの仕事と猫
・お金と猫
・趣味と猫
部屋の環境と猫
基本的に動物との入居可能なマンション、戸建てならば猫との生活は可能です。
また、猫は高いところが大好きなので、キャットタワーを置けるくらいの天井であれば問題ありません。
部屋の環境における問題は、トイレの場所、部屋の個数、部屋の壁です。
トイレの場所が問題なのは、猫のトイレは臭いが強烈だからです。
そのトイレをリビングやキッチンに置いてしまうと、臭いが家具などの染みついてしまう可能性があります。
また、去勢手術をしていないオス猫は自分の縄張りを維持するためにマーキングをします。
このマーキング行為によって、猫は部屋中でおしっこをしてしまうので注意が必要です。
部屋の個数はワンルームでも全然問題ありませんが、2部屋以上あると何かと便利です。
というのも、猫は人間の言葉を理解できないので、やってはいけないことを細かく理解しているわけではありません。
飼い主さんの仕事道具や勉強道具、貴重なものや衣類などなど・・・猫は遊び感覚でボロボロにしてしまう可能性があります。
このように、猫に触れさせないものを別の場所に置ける面から2部屋あるのがよいでしょう。
部屋の壁は猫が引っ掻きやすいので、マンションなどに住んでいる人は注意が必要です。
猫に決まった場所で爪とぎを覚えさせることは可能ですが、ストレスが溜まるとほかの場所でやってしまうことがあります。
戸建てなら仕方ないで済むかもしれませんが、マンションなどは弁償案件です。
ですので、猫を飼う際にはドアや壁がボロボロにならないように対策をする必要があると覚えておいてください。
飼い主さんの仕事と猫
猫は気まぐれな動物ではありますが、寂しがり屋な性格の持ち主でもあります。
もし飼い主さんが会社勤務で家にいる時間が少ないと、その間は一匹で過ごさなければなりません。
最近は自動でご飯や水が出てくる自動給餌器もありますし、中にはスマホで遠隔操作できるものもありますので、ご飯の心配はないかもしれません。
ですが、人間と同じように猫も一人は寂しさを感じます。
中には孤独を好む人や猫もいますが、孤独を好まない性格の持ち主にとって、この待ち時間は苦行でしかありません。
特に赤ちゃん猫から飼おうと考えている方は、生後2~3週間は付きっ切りで面倒を見なければなりません。
この時期に仕事を優先させてしまい、猫一匹だけにすることは大切な猫ちゃんを死なさせてしまうことと同じです。
仕事がどうしても忙しいという方は、せめて生後2~3週間は親戚に預けたりすることをおすすめします。
また、動物病院に預けるといった方法もあります。
お値段は少し高くなりますが、猫のことを知り尽くした人に預けるという安心感があるのでおすすめです。
お金と猫
猫を飼うためにはそれなりのお金が必要です。
病院代、食費、遊び道具代など、例を挙げたらきりがありません。
その中でも、病院代や食費は定期的に必要になります。
遊び道具やご飯入れ、キャリーバッグなどは一度購入してしまえば壊れない限り、買い替えずに済みます。
しかし、病院代や食費は定期的に購入しなくてはならず出費が大きいです。
食費(1ヶ月) | 3000~5000円程度(食費は種類がたくさんあるのであくまでも参考) |
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トイレシート(10枚入り) | 700円。1週間で1枚使用すると、1ヶ月あたり300円程度 |
トイレの砂(1袋) | 1000円。1ヶ月に半分使用すると、1ヶ月あたり500円程度 |
爪とぎ(段ボール6個入り) | 700円。1ヶ月に1個使用すると、1ヶ月あたり100円程度 |
上の表が最低限1ヶ月にかかる食費とトイレ代です。
合計すると、5400~7400円となります。
これに初期費用と定期的な病院代を足したものが猫を育てるのに必要な金額となります。
おもちゃ | 1000円程度(おもちゃにも多くの種類があるのであくまでも参考) |
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猫用トイレ | 2000円。 |
食器類 | 1000円程度。(猫用のものにすると少し割高) |
ベッド・毛布 | 2000~3000円程度。(種類にもよるのであくまで参考) |
上の表が大まかな初期費用となります。
合計すると、6000~7000円となります。
定期的にかかる病院(ワクチン)代は、1年間に1度で3000~5000円です。
ワクチンの値段が違うのは、そのワクチンの種類によるからです。
これらの費用を合計すると、飼い始めでは11400~14400円、その後は5400~7400円が毎月かかる費用となります。
そして、年に1度ワクチンを打つことで3000~5000円程度の費用が必要になります。
この費用を見て、安いと思うか高いと思うかは飼い主さんによって違いますが、猫を飼うためには最低限これだけはかかるという事を知っておいてください!
趣味と猫
突然ですが、あなたは旅行することが好きですか?
好きだという方は、猫を飼う前によ~く考えてくださいね!
というのも、犬であれば一緒に連れて行き、外もリードを付けて散歩することができます。
しかし、猫の場合はそれができません。
となると、家でお留守番をさせるかペットホテルなどに預けることになります。
猫の場合、お留守番は最長で2日間が限度です。
それ以上のお留守番は猫にストレスを与えてしまいます。
家族旅行で1日お留守番させられ、いじけたりん先輩↓
そういえば、私も猫を飼うようになってから旅行に行く機会が減ったようにも感じます。
旅行に行っても、つい猫のことが気になってしまい、旅行を楽しめなくなってしまうんですよね・・・。
猫をこれから飼おうか悩んでる方は、自分の趣味を少しだけ制限しなくてはならないかもしれないということを覚えておきましょう!
元気な猫を育てるために必要なこと
新しい家族を迎え入れ、家族が思うことはただ1つ!
「すくすくと健康に育ってほしい」という事ではないでしょうか。
それは人間でも猫でも、あるいはほかのペットでも同じです。
では、どのようにしたら元気な猫を育てられるのでしょうか?
りん先輩が言ったように、猫を元気に育てるための約束事は5つあります。
- 適切なご飯の量を守ること
- たくさん寝かせてあげること
- 定期健診(ワクチンなど)をしっかり受けさせること
- 清潔な環境を用意すること
- あまり外に出さないこと
まだまだ健康に必要な項目はたくさんありますが、基本的にはこれらのことを守っていただけると、元気な猫を育てることができます。
①~④の中はすでに説明済みなので、⑤について説明したいと思います。
最近では猫を室内飼いすることが当たり前になっていますが、ひと昔前は外で遊ばせることが一般的でした。
もちろん住む場所は家の中ですが、遊ぶ際は外でほかの猫と遊ぶことが猫の飼い方となっていたようです。
確かに、部屋で飼う場合は人間というほかの動物と共に暮らさなければならず、少なからずストレスを感じているのは間違いありません。
そのストレスを解消するためにも、外でほかの猫ちゃんと遊ばせてあげることはいいことのように見えます。
しかし、そこには猫の寿命を一瞬で縮めてしまう要因がたくさん存在します。
交通事故、猫エイズなどの感染症、猫同士のけんかによる怪我といったように外には数えきれないほどの危険があります。
室内飼いでも病気になることはありますが、猫エイズなどの性行為が原因の感染症にかかる危険性はありません。
また、何よりも交通事故で命を失うことがありません。
ですので、授かった猫を大切に育てたいのならば、なるべく外に出さないことをおすすめします。
まとめ
猫の飼い方が少しだけでもお分かりいただけたでしょうか?
猫を飼うには自分の趣味や仕事などを少しだけ我慢しなくてはならない時もあるでしょう。
しかし、猫を飼うことで得られることもはかり知れません!
私も猫を飼うことで、辛い時や悲しい時を乗り越えてこれました。
皆さんも猫との生活で人生を変えてみてはいかがでしょうか?