はじめに
こんにちは!今日も元気なぷうちゃんです!
本日のテーマは、”猫の鳴き声”となっています。
なお、本記事を見てもらいたい方としては、
鳴き声で猫の気持ちを理解したい人
初めて猫を飼う人
猫の知識を増やしたい人
となっております!
「猫の鳴き声を真似してみて~」と言われると多くの人が「にゃ~」と答えますよね。
でも、実際の猫の鳴き声は猫によってさまざまなんです!
もちろん「にゃ~」と猫らしい鳴き方をする子もいますが、「な~もんっ」というちょっと変わった鳴き方をする猫もいます。
ちなみに、このちょっと変わった鳴き方をするのはりん先輩なんですけどね(笑)
また、猫は何かを伝えようとする際にも鳴き方が変わります。
人が楽しい時、悲しい時、怒っているときに口調が変わるのと似ていますね。
猫の鳴き声
赤ちゃんの猫の鳴き声
赤ちゃん猫の鳴き声は大人の猫よりも高い音であることが多いです。
理由としては、まだ声帯がしっかりしていないという事もありますが、親猫に自分の存在を気づかるためであるからだそうです。
そんな赤ちゃん猫ですが、1種類の鳴き声だけをしているのではありません。
今回はりん先輩やぷりん君が赤ちゃんだった頃を参考に、鳴き声から猫の気持ちについて考えていきたいと思います!
「ミーッ、ミーッ」という鳴き声
この鳴き方をするときのほとんどは、ご飯が欲しいか寂しいときです。
赤ちゃん猫は、生後3週間くらいまでこの鳴き方で必死に何かを訴えかけてきます!
この鳴き声の特徴は、非常に高い音という事です。
まるでギターの1弦(音が高い弦)を弾いたような甲高い鳴き声が部屋中に響きます。
私も寝ていて、ぷりん君の声に何度も起こされたのを覚えています(笑)
また、ご飯や寂しさ以外にもおしっこ・うんちをしたいという場合もあります。
なお、りん先輩やぷりん君は「ミーッ、ミーッ」という鳴き方でしたが、「ニャーッ、ニャーッ」と鳴く赤ちゃん猫もいます。
「ニャッ」という鳴き声
この鳴き方をするときは、何かに気づいた時や自分の名前を呼ばれたときです。
ご飯のにおいがした時や近くに母猫(飼い主さん)がいた時など、自分にとってうれしいことに対して反射的に発する鳴き声です。
ずっと鳴いていたけど、ご飯をみて鳴き止んだぷりん君↓
また、赤ちゃん猫は自分の名前を知りませんが、大人になる過程で自分の名前を理解するようになります。
飼い主さんが名前を呼んであげると「ニャッ」と鳴き、振り向く時がきっとあります。
これは「ん?僕の名前が呼ばれたけど、なにかな?」ととらえるとよいでしょう!
「ムーンッ」という鳴き声
この鳴き方をするときは、ほとんどが寝ているときです。
つまり、寝言のようなものです。
ぷりん君の場合、寝ているときになでると時々この鳴き声を発していました。
これは「う~ん、ちょっと邪魔だよ~静かにしてよ~」ととらえるとよいでしょう。
寝ている時になでられるのは気持ちがいいかもしれませんが、それは人間の勝手な考えです。
猫の中には、なでられること自体を不快に感じてしまっている猫もいます。
こんな時は、猫の気持ちを考えそっとしておいてあげましょう!
おとなの猫の鳴き声
「ニャーン」という鳴き声
この鳴き方をするときは、何かを訴えようとしているときです。
赤ちゃんの時の「ミーッ、ミーッ」が進化したと考えるとわかりやすいかもしれません。
しかし、大人になると赤ちゃんの時にはなかったジェスチャーも伴います。
というのも、赤ちゃんの時は鳴いても飼い主さんがその意図を察していましたが、大人になると自分で何をしたいかを訴えてきます。
ご飯が欲しかったらお皿の前で鳴いたり、外に行きたかったら窓の近くで泣いたりといったように鳴き声と行動がセットになります。
「外に出して!」と鳴きながらお願いするりん先輩↓
この声に応じながら生活すると、まるで猫と話しているような感覚になります。
ぜひ、猫とコミュニケーションをとってみてくださいね!
「シャーッ」や「ナ~~ウォンウォン」という鳴き声
この鳴き方をするときは、猫が喧嘩をしているときや何かに怒っているときです。
猫がこの鳴き方を家族に対してする時は、まだ新しい家族に対して警戒しているとことが考えられます。
また、猫には自分の縄張りが存在し、その中に自分の仲間以外が入ってくることを嫌がります。
その際に、このような威嚇の鳴き方をすることがあります。
猫がこのような鳴き方をした際は、落ち着くのを待つことをおすすめします。
「ニャァ~ウォンッ」という鳴き声
この鳴き方をするときは、寂しさを感じているときです。
りん先輩の場合、この鳴き声は「な~もんっ」と聞こえました!
お留守番をさせたり、探したけど飼い主さんが見つからなかったりすると、このように寂しさをあらわにした鳴き方をする時があります。
また、この鳴き方をする時は誰かに甘えたいというときでもあります。
「誰かと一緒にいたいよ~ねぇ、どこにいるの~??」ととらえるとよいでしょう!
ですので、この鳴き声を聞いたときはいつもより特に可愛がってあげてくださいね!
猫の表情
猫のしっぽ
猫のしっぽと表情には大きな関係があります。
共通の言葉ではない人間と猫ですが、猫の鳴き声や尻尾の様子を見ることでおおよその感情を察することはできます。
その中でも、特にしっぽは猫の気持ちをそのまま表しているといっても過言ではありません。
今回は猫のしっぽと表情についての対応付けをしていきたいと思います!
猫のしっぽの形にはたくさんの種類があるので、それら全てを列挙することはできませんが、大まかな形は7種類ほどあります。
・しっぽを垂直に立てて歩く
・しっぽがだらんと下がっている
・しっぽの毛が膨らみ、山形になっている
・しっぽを大きく振りながら歩く
・座っているときにしっぽでバタバタ地面を叩いている
・座っているときにしっぽをゆっくりぱたぱたさせている
・寝ているときにしっぽの先をピクピクさせる
しっぽを垂直に立てて歩く
しっぽを垂直に立てて歩いているときは、うれしいときや好奇心でいっぱいになっているときです。
このようなときは歩調もルンルン気分で、何かうれしいことがあったのかもしれません!
ちなみに、りん先輩がこのようなしっぽを見せるときは大抵ご飯をたくさん食べて、遊びに行くときでした。
りん先輩にとってご飯を食べることが何よりも幸せだったのでしょうね(笑)
しっぽがだらんと下がっている
しっぽがだらんと下がっているときは、落ち込んでいるときや何かに疲れているときです。
上の写真のぷりん君は、掃除機の音に疲れてしまいしっぽがだらんとなってしまいました。
このようなときは、普段よりも優しくしてあげるといつも通りの元気な姿に戻ります!
もしいつも通りの姿に戻らない場合は、体調が悪いという可能性があります。
少し様子をみて、おかしいなと思ったら病院へ連れて行くようにしましょう。
しっぽの毛が膨らみ、グネっと曲がっているとき
しっぽの毛が膨らみグネっと曲がっているときは、何かに怒っているときやびっくりしたときです。
自分の縄張りに近づいてきた猫をこの警戒で追い払ったり、瞬時に猫パンチを出せるような態勢となっています。
また、予期していなかったことが目の前で起こるとビクッとこのような態勢になります。
このしっぽのときは、なるべく落ち着かせてあげるのがよいでしょう!
無理に近づくと引っ掻かれたりするので注意が必要です。
しっぽを大きく振りながら歩くとき
しっぽを大きく振りながら歩くときは、気分が良いときです。
しっぽを垂直に立てて歩くときと似ていますが、それよりもリラックスしているのがこの状態です。
人も考え事をしているときなど、どこかを見つめながらリラックスした態勢を取ることがありますよね!
それと同じで猫も何か考え事をしながら、時が経つのを待っているのかもしれません。
こんなときは邪魔をせず、そっと見守ってあげるのがよいでしょう!
座っているときにしっぽでバタバタ地面を叩いている
座っているときにしっぽでバタバタ地面を叩いているときは、何か不快に感じていることがあるときです。
リラックスしてしっぽを振っている事とは異なり、イライラしています。
また、寝そべりながらこのようなしっぽの動きになることもあります。
このようなときは、かまったりせずになぜイライラしているのかを考えてあげるのがよいでしょう!
無理にかまったりするとストレスになるので、原因を解決させてあげるのが良いです。
座っているときにしっぽをゆっくりぱたぱたさせている
座っているときにしっぽをゆっくりぱたぱたさせているときは、落ち着いているときです。
このときの猫は、しっぽを大きく振りながら歩くときよりもリラックスしている状態です。
何か考え事をしたり、これから何をするかを考えています。
ちなみに、ぷりん君がこの態勢になるとほとんどそのまま寝てしまいます(笑)
寝ているときににしっぽの先をピクピクさせる
寝ているときにしっぽの先をピクピクさせるときは、おおよそ反射です。
猫は寝ているときも耳をセンサーのように使って、いち早く危険を察知しようとしています。
ですので、寝ているときに名前を呼ぶとしっぽで反射的に反応してしまうのです。
他にも、いちいち反応するのが面倒なのでしっぽで応えているということもあります。
猫の顔
突然ですが質問です!
相手が怒っているとき、どこを見て怒っていると判断しますか?
この質問に対して、多くの人が「顔」と答えるのではないでしょうか。
人は顔で相手の表情をくみ取る動物です。
ある論文によると、人の第一印象は50%以上も顔で決まっているそうです!
つまり、人の場合は顔の表情でおおよその気持ちを理解できることになります。
では、猫の場合はどうでしょうか?
猫の顔を見て、瞬時に気持ちを理解できる人はいますか?
世の中には猫の気持ちを目を見て理解してしまう人もいるそうですが・・・大抵の人にはこれが難しいです。
だから猫の気持ちはしっぽで理解したほうがいいのです!
しかし、そんな猫も顔全体を見ていると少しだけ表情を理解できます。
猫の顔の表情には5つほどの種類があります。
・目を大きく開け、瞳孔が開いている表情
・目を半分閉じ、夢心地な表情
・目を閉じ、ぐっすり眠っている表情
・耳を垂らし、目がしょんぼりしている表情
・耳を後ろに引き、口を開け、ひげを前に突き立てている表情
目を大きく開け、瞳孔が開いている表情
このときの猫の表情は、何か興奮するものを見つけたときによく表れます。
遠くのほうで何かが動いているときや飼い主さんとかくれんぼをするときなどに見られます。
目を半分閉じ、夢心地な表情
このときの猫の表情は、リラックスしているときによく表れます。
ご飯をたくさん食べてお腹がいっぱいになったとき、たくさん遊んで眠くなったときなどに見られます。
この表情をしているときは、かまわずにそっと寝かせてあげるのがよいでしょう!
目を閉じ、ぐっすり眠っている表情
このときの猫の表情は、深い眠りに入っているときによく表れます。
目を半分閉じ、夢心地な表情を通り越し、ぐっすり眠っているときに見られます。
この表情をしているときは、絶対に起こしてはいけません。
人間もぐっすり眠っているときに起こされるほど不快になることはありませんからね!
耳を垂らし、目がしょんぼりしている表情
このときの表情は、飼い主さんに叱られたときによく表れます。
「怒られちゃった・・・これはだめなことだったのか」と反省している表情です。
また、何かにびっくりした時にもこのような表情をすることがあります。
耳を後ろに引き、口を開け、ひげを前に突き立てている表情
このときの表情は、何かに警戒しているときや怒っているときによく表れます。
自分の縄張りにほかの猫が入ってきたときやリラックスタイムを邪魔されたときなどに見られます。
この表情をしているときは、むやみにかまわず、落ち着かせてあげるのがよいでしょう。
無理にかまうと飼い主さんでも鋭い爪で引っ掻いてきますので注意が必要です。
猫の毛
猫は怒っているときに毛を逆立たせ相手を威嚇しますが、それ以外で毛から気持ちを推し量ることは非常に難しいです。
それよりかは、しっぽの形や顔の表情、鳴き声のほうが猫の気持ちを理解しやすいでしょう。
では、猫の毛でわかることにはどんなことがあるのでしょうか?
それは猫の健康状態です!
人間でも病気になると毛が抜けたり、ぼさぼさになってしまうことがありますよね。
それと同じように、猫も不健康であると毛がぼさぼさになることがあります。
動物は病気、歳、栄養不足、ストレスなどで短期間の間に毛が抜けてしまうことがあります。
これらの多くはホルモンバランスの乱れが原因と考えられていますが、中には重大な病気によるものもあります。
その他にも、ノミやダニなどによる皮膚炎であったり、食事や首輪などのアレルギー反応である可能性があります。
いずれにせよ、治療は早めにすることをおすすめします。
治療法に関しては動物病院によって異なりますが、まずは抜け毛の原因から突き止めることになるでしょう。
大切な家族の健康状態を把握するためにも、定期的に毛並みチェックをしてあげてくださいね!
まとめ
猫の気持ちを少しだけでもお分かりいただけたでしょうか?
猫の気持ちを理解するには、飼い主さんが猫をよく観察することから始まります。
猫との共通言語はありませんが、こちら側が猫の気持ちを理解しようとすればきっと猫も心を開いてくれるはずです!
私もりん先輩と会話をするように毎日を過ごしていました(笑)
一人暮らしの人はペットと話すことで心が豊かになるそうなのでぜひ試してみてくださいね!