猫の耳掃除

猫の耳掃除はしていいのか?頻度とやり方を徹底解説!

はじめに

こんにちは!今日も元気なぷうちゃんです!

本日のテーマは、”猫の耳掃除”となっています。

なお、本記事を見てもらいたい方としては、

・猫を初めて飼う方

・猫の耳掃除をしていいかわからない方

・飼っている猫の耳が汚いと感じる方

・猫の体をきれいに保ちたい方

となっております!

耳掃除って思わずうっとりするほど気持ちいいですよね!

私は小さい頃よく母に耳掃除をしてもらっていました(笑)

みなさんもこのような経験があるのではないでしょうか。

人は自分以外の誰か、または自分で耳掃除をするのが普通です。

しかし、猫は自分で耳掃除をすることができません

時々耳を掻くそぶりをみせますが、耳の中までをきれいにすることはできていません。

ですので、耳の中をきれいにするには人が手を貸してあげるしかないのです。

ですが、猫の耳掃除は果たしてやってもいいのでしょうか?

今回は、猫の耳掃除の必要性からやり方までを中心に詳しく見ていきましょう!

ぷりん
ぷりん
僕はまだ耳掃除をしてもらったことないよ!
りん先輩
りん先輩
そのうち飼い主さんがやってくれるよ!すごく気持ちよ良くて、幸せになるよ。たまに痛い時があるけどね・・・

1 猫の耳掃除

1.1 猫の耳掃除はしてもいいのか?

猫の耳は基本的に掃除をする必要ありません

というのも、猫の耳は人間の耳よりも毛の量が多く、外気のよごれを耳毛がキャッチしてくれます。

また、猫の耳の皮膚は人間のより薄いため、必要以上の耳掃除はかえって耳の中を傷つけてしまう可能性があります。

そもそも耳垢はどうして溜まってしまうのでしょうか?

それは、耳の構造を知っていると理解しやすいです!

これは猫の耳の構造を簡単に描いたものです。

図における”耳道”と呼ばれる場所に耳垢は溜まります。

耳垢は耳道における皮脂腺から出た脂肪や外気からの細菌、ほこりなどが固まってできます。

この耳垢は基本的に茶色または黒色で、臭いはありません。

汗や皮脂の塊ですので、感触は脂っぽいです。

では、この耳垢は取り除いたほうがいいのでしょうか?

それは、場合によります

猫の耳の中は繊細な部位ですので、基本的にはいじりません。

しかし、皮脂が溜まり、汚れている場合や猫が後ろ足で耳を掻いている場合は耳掃除が必要になります

また、耳の中から異臭がしたり、耳垢が溜まりやすい病気を抱えている場合も耳掃除が必要になります。

耳掃除が必要なときは、

・耳の中が汚れている場合

・猫が後ろ足で耳を掻いている場合

・耳から異臭がする場合

・耳垢が溜まりやすい病気である場合

1.2 猫の耳掃除のやり方

人が耳掃除をする際は、耳かきや綿棒を使用します。

では、猫にもこれらと同じものを使用していいのでしょうか?

この答えは、だめです

猫の耳に人間用の耳かきを使用してはいけないという事は何となくわかりますよね。

でも、綿棒までもNGという事はあまり知られていないのではないでしょうか。

人間用の耳かきを使用してはいけないのは、耳かき自体が固く、耳の中を傷つけてしまうからです。

綿棒を使用してはいけないのは、猫がもし急に動いてしまった時に綿棒が奥まで入り、化膿してしまうことがあるからです。

また、綿棒を使用すると耳垢が耳の奥に落ちてしまい、耳掃除が無駄になってしまうことがあります。

私も最近知ったのですが、人間の耳掃除も寝ながらやるのではなく、座った状態でやるのが適切だそうですね!

それは、寝ながらやると耳の奥に耳垢が落ちてしまい、とれなくなるからだそうです。

人間の耳の穴は座った状態で水平方向に開いていますが、猫の耳の穴は座った状態で垂直方向に開いているので、人間の適した耳掃除方法に従ってやるならば、猫を寝かせてやるしかありません。

確かに、猫が寝ているときに耳掃除をするのも一つの手段ですが、ちょっと汚れた程度の耳掃除ならばそこまでする必要はありません。

では、具体的な耳掃除方法を説明していきます!

猫の耳掃除は次の3つの手順でやればOKなので、猫が嫌がらない程度に優しくやってあげましょう。

  1.  水または猫用イヤーローションで少し湿らせたコットンを用意する
  2.  猫の耳の先より少し下部分を持ち、優しく上に引くことで猫の耳の穴を広げる
  3.  人差し指にコットンを巻き、汚れている部分を優しくふき取る

これだけで猫の耳掃除は終わります!簡単ですよね!

手順③で汚れを取る際、奥まで入れるのはやめましょう。

指を人差し指としたのは、人差し指が入らなくなるほどの奥まで掃除をする必要がないからです。

また、水または猫用イヤーローションをつけすぎると耳の中に水が残った状態になり、化膿の原因になるので気を付けましょう!

1.3 猫の耳掃除の頻度

猫の耳掃除は基本必要ないということを覚えておきましょう!

ですので、耳掃除に適切な頻度はありません

時々飼い主さんが猫の耳の中を見て、少し汚れが溜まっていたら耳掃除をしてあげるくらいで十分です。

猫の耳垢が溜まる期間は猫によって異なり、特に外へ遊びに行く猫は泥やダニなどによって汚くなる周期が早いです。

また、猫が自分の耳を後ろ足で掻いていたら耳掃除をしてあげましょう!

一度耳掃除をやってあげても、なお後ろ足で耳を掻くようならばそれは耳垢が溜まっているのではなく、外耳炎や耳ダニによるものです。

外耳炎は、外耳から鼓膜までの外耳道での感染症のことで、水などの液体が溜まることで細菌が繁殖して起こります。

耳ダニは、耳の中を住処とする”ミミヒゼンダニ”と呼ばれるダニが繁殖することです。

ミミヒゼンダニは、耳の耳垢を食べ、耳の中で孵化をしながら繁殖していきます。

これらが原因で猫が耳を掻いている場合、飼い主さんがいくら耳掃除をしてあげても治ることはありません。

このようなときは、動物病院へ行き、獣医さんの治療を受けましょう。

おそらく抗生物質などの処置をしてくれるはずです!

2 猫の耳の注意点

2.1 猫の耳にこれだけはやらないで

猫の耳は非常に優れた集音器のようなものです。

猫は”耳介”(三角形の耳部分)で拾った音を鼓膜で振動させ、音を聞き取っています。

人間のような手話がない猫にとって、耳が聞こえなくなるという事は自然界を生きていくことが難しくなることを意味します。

そんな重要な器官である耳では絶対にやってはいけないことがいくつかあります。

また、やらないことを推奨することもあります。

★猫の耳の中に水を入れる

★猫の耳にシャンプーを入れる

★猫の耳掃除で綿棒や人間用の耳かきを使用する

★猫の耳に息を吹き込む

★猫の耳を引っ張る

・猫の耳毛を切る

・猫の耳掃除を頻繁にする

★がついている項目が猫の耳で絶対にやってはいけないことです。

これらの項目は基本的に避けなければいけません。

もし誤って★項目をしてしまった場合は、猫の様子次第で動物病院に連れて行かなければいけないくらい重症になることもあります。

例えば、猫の耳に息を吹き込むことがよくないのは耳毛によって絡まっていたゴミが耳の奥に入ってしまう可能性があるからです。

大抵の猫は、猫の耳に息を吹き込むと耳をぱたぱたさせて嫌がります。

ですので、故意にやるのはやめてあげましょう!

また、★項目でなくても必要以上にやってしまうとよくないこともあります。

例えば、猫の耳毛は基本的に切らなくて大丈夫です。

耳毛はフィルターの役割をしており、外気のゴミなどから耳を守ってくれています。

しかし、猫の種類によってはあまりにも長くなりすぎて耳の中の様子がわからないという猫もいます。

そのような場合は例外として、耳毛を切る処置をしても構いません

2.2 猫の耳の病気

人間の耳に病気があるのと同様に、猫の耳にも感染症をはじめとする様々な病気があります。

・外傷性外耳炎

・寄生虫・真菌性・細菌性外耳炎

・中耳炎

・耳血腫

外傷性外耳炎

この病気は、猫が喧嘩などをした際に受けた傷が原因で耳外部分で炎症を起こします。

耳の外や内でできた傷口が化膿し、白い膿が出てくることもあります。

引っ掻かれたときはあまり痛がりませんが、1~2日ほど経つと後ろ足で掻こうとしたり、痛がるそぶりを見せます

また、何かが腐ったような臭いが特徴的であり、早期発見が重要な病気です。

寄生虫・真菌性・細菌性外耳炎

外傷性の外耳炎とは異なり、寄生虫や真菌、細菌などによって外耳が炎症を起こすのが寄生虫・真菌性・細菌性外耳炎です。

耳ダニ症と呼ばれる病気もこの外耳炎に含まれます(寄生虫外耳炎)。

これら病気は肉眼で見つけることが非常に難しく、猫の様子で感染を疑うしかありません

猫が耳を痒がっているけど外傷はどこにもないという場合は、寄生虫・真菌性・細菌性外耳炎である可能性があるので、動物病院で診てもらうことをおすすめします。

中耳炎

この病気は、外耳炎からの二次感染によって引き起こされる病気で、中耳に炎症を起こします。

外耳炎に比べ、耳の奥の炎症になるので飼い主さんが直接見ることはできません

中耳炎は外耳炎の感染がひどくなったものですので、さらに悪化すると鼓膜が破れてしまうなどの激しい痛みを伴うこともあります。

症状としては、猫が後ろ足で耳を掻いていたり、痛がる様子を見せるなどがあります。

耳血腫

この病気は、猫の耳の中を通る毛細血管が内出血を起こします。

中耳炎と同じように、この病気も外耳炎などによる他の病気が原因で引き起こされることが多いです。

というのも、外耳炎などで猫が自分で耳を掻こうとした際、強く掻きすぎて内出血をしてしまうのがこの病気の原因です。

症状としては、耳が腫れたり、赤くなったりします。

2.3 猫の耳の中が臭い時

けがをしてから数日経つと傷口が膿んできて臭いという経験をしたことがある人は少なくないでしょう!

動物は傷口ができると自然治癒力により、その周りの細胞が修復されます。

しかし、傷口が清潔でなかったり、傷口ができた要因によっては細菌が感染することがあります。

皮膚が細菌に感染すると傷口付近は赤く腫れ、炎症を起こします。

膿は細菌と戦って壊死した白血球や戦いで負けた細菌の死骸が液体となったものです。

この膿が異臭を放つ原因であり、耳の中が臭うのは炎症を起こし、膿が溜まっているからだと考えられます。

もし卵が腐ったような臭い(孵卵臭)がした場合は、耳をいじる前に動物病院へ連れていきましょう!

飼い主さんが無理に掻いてあげたり、拭きとろうとすると悪化させてしまう可能性があります。少しでもおかしいと感じたら、動物病院へ連れていくのが適策です。

2.4 猫が耳を痛がるとき

猫が耳を痛がるときは、炎症を起こしている証拠です。

膿が溜まるとその周辺の皮膚に触れることすら痛みを感じてしまいます。

それが耳の中となると、猫にとっては究極の痛みに違いありませんよね(泣)

猫の耳が痛がる原因には様々な要因があり、飼い主さん自身がネットで得た知識だけで処置をしてしまうのは非常に危険です

ですので、もし猫が耳を痛がっていたら、すぐに動物病院へ連れて行くようにしてくださいね!

まとめ

猫の耳掃除を少しでもお分かりいただけたでしょうか?

適切な耳掃除はツメ切りと同様、猫の健康を維持するために必要なお手入れです。

基本的にやらなくてよいことも、時にはやらなくてはいけません。

それらを判断するのは飼い主さんです!

耳掃除は汚れが目立ってきたら、少しでも不安があったら動物病院!」を忘れずに猫のお世話をしてあげるのがよいでしょう!

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